マテリアルエンドストップセンサーの調整方法

プリント途中でフィラメントが無くなっていないにも関わらず「エンドストップに素材がありません」という理由でプリントが意図せず一時停止することがございます。

この事象はフィラメントの有無を検知しているセンサーの誤動作により発生する事があります。

対処としてマテリアルエンドストップの調整により改善する可能性があります。

Zortrax M200Plus/M300Plus/M300Dual では本体背面にマテリアルエンドストップセンサーが取り付けられております。フィラメントを通過させる部分のLEDが青色に点灯している時にはフィラメントが有ると認識しており、フィラメントが無い状態では微かに赤が点灯します。フィラメントが経路を通ることで物理スイッチが押されフィラメントがある事を認識する仕組みとなっております。

​フィラメント無し

​フィラメント有り

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プリントの意図しない一時停止が発生した場合、

以下の手順でマテリアルエンドストップセンサーの取り外しを行い、

内部の物理スイッチの調節をお試しください。
※以下の作業を実施する際はプリンタの電源をOFFにして行ってください。

・電源を切り、装置を固定しているプリンタ庫内のネジを外します。
 

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・装置を取り外します。

※その際、ケーブルが庫内に落ちないようにご注意ください。

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・装置裏側のネジを緩め2つに分解します。

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・スイッチを押すための部品の位置や軸のネジの締めなおしを行ってください。

※スイッチを押す部品の根本のネジは締めすぎるとスイッチの反応が悪くなる
 ことがある為、微調整となります。フィラメントの端切れを抜き差しするなどして、
 センサーが正しく反応する事をご確認ください。

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・調整が終わった装置を元と同じように組み付けてください。
 

また、マテリアルエンドストップの誤動作による意図しない事象の回避策として
フィラメント切れ検知機能を無効とする事で一時的な対処とする事ができます。


【フィラメント切れ検知機能無効化 手順】
 本体メニュー内 Settings -> WORKING OPTIONS -> IGNORE ENDSTOP
 ON にチェックをつけます。(OFFだと自動一時停止,ONだと検知無効)
 ※ファームウェアのバージョンによって若干表記が変わっている事がございます。


なお、こちらの設定を行うことで実際にフィラメントが切れた際の自動停止が
行われなくなるため、この点についてはご考慮ください。

​なお、マテリアルエンドストップの不具合が起こる原因の一つに、
フィラメントの経路が削られて(摩耗して)しまい、経路が広がる事で物理スイッチを
正常に押し込めなくなることがございます。

マテリアルエンドストップの経路部は3Dプリンタ製の造形物によって作成されている為、
削れている場合は、当該箇所の部品交換を推奨いたします。
​同部品のSTLデータをご要望の場合は、弊社3Dプリンタサポート担当までご連絡ください。

 

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