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0.3/0.6mmノズルを試してみました。


ZORTRAX M200Plus用の0.3/0.6mmノズルを使用して造形を試してみました。

データはthingiverseの以下を使用しています。

0.3 0.4 0.6mmノズルで造形したものです。

0.3mm

造形情報

 ノズル:0.3mm

 積層ピッチ:0.14mm

 充填度:30%

 フィラメント:Z-ULTRAT

 造形時間:1時間22分

 フィラメント使用量:8g

0.4mm

造形情報

 ノズル:0.4mm

 積層ピッチ:0.14mm

 充填度:30%

 フィラメント:Z-ULTRAT

 造形時間:58分

 フィラメント使用量:8g

0.6mm

造形情報

 ノズル:0.6mm

 積層ピッチ:0.30mm(0.6mmノズルの場合、最小積層ピッチ)

 充填度:30%

 フィラメント:Z-ULTRAT

 造形時間:31分

 フィラメント使用量:8g

0.4mmを基準として、0.3mmを使用すると造形精度の向上が見られます。

小さい文字や線などが見えやすくなっていますね。

積層痕も比較的きれいに見受けられます。

細く出している割にはブリッジもきちんと造形されています。

平らな面も隙間なくびっしりと埋めてくれるため、綺麗な造形ができるようになります。

0.6mmでは、データ的に造形不可能な箇所はスライス時に消えてしまっています。

造形自体もやはり荒い印象は見られます。

しかし、造形時間は0.3の1/3程度のため、大きなデータを造形する場合には非常に力を発揮します。多少荒くても造形を早く終わらせたい場合にご使用いただければと思います。

ノズル径の変更についてまとめると以下のようになります。

0.3mm

 メリット:造形がきれい。0.4では表現できなかった造形が可能になる。

 デメリット:造形時間が多くかかる。ノズルが詰まりやすく、詰まったあとの処理がし難い。

0.6mm

 メリット:造形時間の短縮。大型の造形が手軽に出来るようになる。

 デメリット:造形が荒い印象。細かい造形は苦手。

各ノズルの検証ができましたので、近々販売を開始する予定です!

5/28追記

弊社WEBショップにて0.3㎜&0.6㎜ノズルのお取り扱いを開始いたしました。


 
 

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